ランニングコースについて

 

お久しぶりです。

新年度になり環境が変わったこともあってブログを少しお休みしていました。

 

環境にも慣れてきて余裕が出てきたのでブログの更新をしたいと思います。

 

今日のテーマは「ジョギングのコースについて」です。

皆さんはいつもどこでジョギングをしていますか?

近所の公園や河川敷などの走り慣れたコースを走るのが好きな人もいれば、知らない景色を見ながら走るのが好きという人もいると思います。

 

僕自身は1.5km〜2kmの周回コースを家の近所につくり走っています。

今日は僕がなぜ固定コースを好むかについて書いて行きたいと思います。

 

僕が考える固定コースのメリットは以下の3点です。

①走ることに集中出来る。

②走りだすことへの障壁が低くなる。

③好調・不調の原因をコース以外に求めることが出来る。

 

まず、①走ることに集中出来る。について。

僕達が知らない道を走るとき、意識は様々な方向に向いています。車が来ないか、道に迷わないか、可愛い女の子はいないか、など注意を払わなければいけないことが多すぎます。

一方で公園やトラックなどの固定コースを走れば、車や信号などの外的要素に向いていた集中力を自分の身体に向けることが出来ます。

ランニングに集中したければ、人気が少ない公園に周回コースを作ったり、トラックの中の芝生を走ったりするなど、集中力を削ぐ要因がないコースを走ることをオススメします。

 

②走りだすことへの障壁が低くなる。

人は慣れる生き物です。見知らぬコースを走るよりも、走り慣れたコースを走るほうがストレスを感じません。

時間に余裕のあるときは別として、出勤前に、残業後の深い時間に、「今日は見知らぬコースを開拓してみようかな!」という気分にはならないはずです。

それは、環境や時間の読めない見知らぬコースにストレスを感じるから。

30分時間が作れたから走りたい!という時のためにも一周10分ほどの周回コースを家や職場の近くに作ってみてはいかがでしょうか。

 

③好調・不調の原因をコース以外に求めることが出来る。

固定のコースを走れば、コンディションを把握することは容易になります。

対照実験をする際、結果の原因が明確にわかるよう、他の要素について全て同じ条件にするのと同じです。

ランニングのコンディションは練習メニューはもちろん、睡眠、食事、労働環境など様々な要素が複雑に絡み合っていて正確に把握することは難しいですが、コースを固定することで、多くの要素の中から少なくともコースという要素は抜いてコンディションについて考えることが出来ます。

 

これについては、以下の動画でイチロー氏が詳しく語ってるのでこっちを見てください笑

https://youtu.be/DbhfsGMcVo0

 

さて、ここまで固定コースのメリットを書いてきましたが、デメリットについても書いていこうと思います。

それはズバリ「飽きること」です。

これはメリットのところで書いた「慣れる」という反応と紙一重です。というかほぼ同じです。

何度も同じ経験をすることによって、ストレスが減少することが、「慣れる」

新しいストレス(刺激)を感じなくなって、退屈に感じることが「飽きる」です。

 

当然、同じコースを走っていると慣れるのと同時に飽きます。

僕のおすすめは、

①固定のコースを何個かつくる。

②ギアを変えてみる。

ことです。

 

流石に1つのコースだけを毎日毎日走るのは飽きるので、僕は何個か家の近くに固定のコースをつくっていて、気分や天候に合わせて選んでいます。

 

そんなにコースを何個も作る環境がない!という人は、いつものコースを逆走してみてください。

それだけでいつもの登り坂は下り坂に、右カーブは左カーブになり、全く違うコースになります。

 

また、「飽きる」というのは、メンタルの問題だけに思われがちですが、身体も同じコースを走り、同じ刺激を与え続けていると段々ストレスに慣れてきて、飽き始めます。

身体が飽きた状態では、パフォーマンスも向上していきません。

参考記事↓

https://runrunrun1429.hatenablog.com/entry/2019/03/25/231850

 

そんなときはランニングシューズを変えてみるのはどうでしょう。

最近、厚底シューズが流行っていますが、厚底と薄底シューズでは、身体に入る刺激は全く違ってきます。(個人的には裸足もオススメです。)

 

以上、固定コースのメリットデメリットについて書いてきました。

 

ランニングをしている、特にトラックを走っていると人に言うと、

「同じところを何周もクルクルして何が楽しいの?」と言われることが多いです。

その質問は言うまでもなく愚問です。トラックレースに出場する人で景色を楽しみに行っている人は限りなく少数派です。

 

僕は、これまで赤茶色のタータン(たまに青色)を何千周と走ってきました。

それでも僕が未だに5000mという競技を続けているのは、1周たりとも同じ400mがなかったからです。

同じ景色を見ながら、同じスピードで走っていても自分の身体、心の中ではこれまで経験したことのない世界が拡がっていく。

それがトラックレースの、ランニングの大きな魅力の1つだと僕は思います。

ランニングをしている人には共感を、これからしてみたいという人には興味を持っていただけたら幸いです。

 

以上、久しぶりの投稿でした!

また余裕があるときに更新いたします〜